かわいい笑顔の「たけのこマカロン」やきらめくケーキたちは全品手作り

ピエスモンテ・ヒロ

日常づかいできる、気楽に食べられるケーキを目指して手間を惜しまず作られる洋菓子はどれも美味

島田浩靖（しまだ　ひろやす）さん（写真右）
島田智字（しまだ　ちな）さん（写真左）

私（浩靖さん）の父が樫原で洋菓子店を営んでいたのがはじめです。私自身は24歳の時に東向日にお店を構え、兄と共に今の店舗も出店…と、一時期は3店舗を切り盛りしていました。本当に多忙で大変だったため、結婚を期にここ滝ノ町の店舗だけを残し、他の店舗を閉めました。このあたりは便利な立地でありながらも落ち着いた雰囲気の町ですね。来られるお客様の年代も広いなと思っています。
商品へのこだわりとして「ハレの日だけでなく日常づかいもできるもの」であること。気楽に食べられるケーキを作りたいと思っています。お客様の期待を裏切らないように、喜んでいただけるものをこれからも作り続けたいですね。

手の混んだデコレーションもおてのもの。お客様のご希望に沿ったオリジナルケーキもオーダーできる

「仕上げは主に妻が担当しています」と浩靖さん。小さな小さなマカロンや切り口までピンと張ったフルーツが絶妙なバランスでデコレーションされていて、まるでジュエリーのような仕上がりのケーキたち。手の込んだケーキなのに、340円〜380円くらいの価格帯なので驚きです。特別なこだわりをもつのではなく、ちょうどいい甘さとサイズで、満足感のあるケーキを目指しているそう。リピーターも多いというモンブランもぜひ一度お試しあれ。
長岡京市の市政40周年の企画から生まれた「たけのこマカロン」もおすすめ。テレビでも紹介されたこのマカロン。中には1週間もの時間をかけてじっくりと炊き上げられたたけのこが入っています。サクッとしたマカロン生地に5種類それぞれのクリーム、そしてたけのこの歯ごたえが楽しい逸品。