サンドブラストの魅力を発信する

アキツ　アート　ブラスト工房
（アキツ産業株式会社）

サンドブラストの高い技術力で
細かく美しいデザインをガラスの上に表現

取締役
増田京子（ますだきょうこ）さん

私と両親が大津から大山崎町に来たのは1966年、大山崎町になる前年です。大阪市内でバレルやサンドブラスト機の研磨機の設計販売をしていた父が電車から見える風景に惹かれ大山崎に引っ越してきました。そして1975年、サンドブラスト機をメインにアキツ産業株式会社を立ち上げました。サンドブラストは研磨する機械で、もともとは製品をつくった時に出る「バリ」の部分を取るための技術でした。でも、細かな細工などもできることに気づいた私の父が、色々と研究や工夫を重ねてアート性を高めていきました。
私はもともと美容師をしていましたが、イラストを描いたりするのが好きだったこともあって、両親の仕事を手伝うのが楽しくなって、結果、引き継ぐことになりました。今は、私と代表取締役の夫の二人三脚で仕事をしています。
大山崎の好きなところは、山があり、川があり、自然があること。散歩をすると最高の気分です。それでいて30分もかければ都会に遊びにいけるのもいいですよね。これからも、地域の方々との交流を大切にしながら頑張っていきたいです。

小学生の中学年から参加可能
ガラス彫刻の体験もできる

「アキツ産業」では、一般の人を対象にガラス彫刻の教室をひらいています。マスキングテープで覆ったガラスに好きな図案をカッターナイフで切り取ります。そこにサンドブラスト（砂を吹き付ける）で、ガラスの表面を削り彫刻します。小学校中学年くらいから体験できるそうなので、家族や友人と一緒に予約のうえ体験してみてはいかがでしょう。