日本孟宗竹発祥の地

日本孟宗竹発祥の地

寂照院

空海が訪ねたともいわれる
平安時代に道雄僧都により創建された海印寺の塔頭のひとつ

空海が訪ねたともいわれる
平安時代に道雄僧都により創建された海印寺の塔頭のひとつ

住職
佐藤 俊順(さとう しゅんじゅん)さん

私は大阪は四天王寺の出身です。ご縁があり、ここ寂照院にまいりました。ご本尊の千手観音様の美しさはもちろんのこと、境内の入り口で睨みをきかす仁王像もぜひご覧いただきたいです。南北朝時代に造られた仁王像ですが、生き生きとして動きのあるお姿は迫力があります。
寂照院の東側には孟宗竹(もうそうちく)の竹林もあります。孟宗竹というと馴染みがあまり無い方もおられるかもしれませんが、えぐみが少なく柔らかい美味しい筍が採れる竹の品種です。また、亡くなられたワンちゃんたちを祀るお堂もございます。
景色がきれいで落ち着ける場所にありますので、紅葉の頃にぜひお越しください。

本堂の下に古墳のあるお寺
孟宗竹発祥の地としても有名

寂照院は10ある海印寺の塔頭の一つです。平安時代に空海の弟子である道雄僧都にによって創建されました。道雄は空海と同族だったそうです。その道雄がこの地で、樹齢が1000年とも言われる大きな椎の木に千手観音様が現れたのを見たことから、寂照院のご本尊として千手観音像が祀られています。
本堂の下には、走田古墳群(はしりだこふんぐん)の一つが見つかっており、しっかりとした石組みが残っています。

寂照院
(じゃくしょういん)

住所:〒617-0853 京都府長岡京市奥海印寺明神前31
アクセス:阪急バス「明神前」下車 徒歩約3分
電話:075-954-8100
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休

スポット情報