毎日の暮らしに寄り添うコーヒー豆を大山崎から

大山崎 COFFEE ROASTERS

コーヒー豆は毎日楽しむものだから日常に入り込める…そんなコーヒー豆屋さんであり続けたい

中村佳太（なかむらけいた）さん（写真右）
中村まゆみ（なかむらまゆみ）さん（写真左）

前は東京に住んでいました。静かで自然があって、でも町という環境に住みたいという思いがあって、移住先を日本全国探し回っていました。元々妻は京都府の出身なのですが、ある日ふと「大山崎はどう？」と提案してくれて。下見に来た瞬間この町が気に入って、すぐさま住む家を探そうと不動産屋さんに行ったほどです。コーヒー豆屋は2013年にオンライン販売のみではじめました。実は近くに住んでおられる手織りつづれ工房「河野」さんの工房の2階をお借りしてコーヒー豆を焙煎していた時期もあったんですよ。河野さんご夫婦は東京から来た僕たちを驚くくらい親切にもてなしてくださって。今もありがたいご縁は続いています。大山崎でお店をやっていて楽しいな…と思うのは、やっぱり常連さんとの日常の会話かもしれません。続けることでだんだん顔見知りの方も増えてきて。何気ない会話をできる間柄でいられるのは心地よいです。この地域は町のサイズ感がコンパクトなのに、お菓子屋さんや食堂さんなどの行きたいお店が増えてきているのも嬉しい点。同じようにお店をやっているから、共通の話題でおしゃべりできるのもいいですね。コーヒー豆はお家での時間に「ほっ」とする瞬間をくれるもの。そんな日常に寄り添えるコーヒー豆屋でありたいと思っています。

焙煎後3日以内の豆のみを販売
風味を守るため、販売は豆のみにこだわる

おしゃれでシンプルな店内に並ぶのは香り高いコーヒーたち。厳選された高品質なシングルオリジンの豆だけ、しかも販売するのは焙煎後3日以内というこだわり。豆の美味しさを味わってもらうために挽き売りはしていないので、お家で豆を挽くところからぜひ楽しんで。ゴリゴリとミルで挽いた豆にお湯を注げば、夢のようにふっくらと膨らみ、芳しいコーヒーの香りが部屋を満たしてくれますよ。