城450年企画展「瓦で見る近世城郭の原点」(後期)▼ ”近世城郭の原点” 勝龍寺城

京都から10分、大阪から25分に位置する、京都府長岡京市にある勝龍寺城跡(勝竜寺城公園)。「山崎の戦い」に敗れた明智光秀が”最期”の夜を過ごし、娘の玉(のちの細川ガラシャ)が幸せな新婚生活を過ごした城です。

2021年は、元亀2年(1571)に織田信長の命を受け、細川藤孝(幽斎)が勝龍寺城の大規模な改修を行ってから450年の節目を迎えます。

近年の研究によって、「天主」の存在が再確認され、安土城に先行する「瓦・石垣・天主」を備えた「近世城郭の原点」とも言える先進的な城づくりが明らかになりました。

▼〈築城450年企画展〉瓦で見る近世城郭の原点

勝龍寺城は、「織豊系城郭」の中でも「瓦・石垣・天主(礎石建物)」が確認できる最初期の城を考えられています。

今回の展示では、勝龍寺城の瓦のほか、勝龍寺城と同じ型を用いた明智光秀の城「坂本城」の瓦や、織田信長の「安土城」の金箔の瓦を展示予定。城づくりに瓦を使い始めた頃の貴重な瓦が見られるので、お城好きの方は必見です!

【期間】令和3年9月25日(土)~12月19日(日)

【場所】勝竜寺城公園

【開園時間】(4月~10月)9:00~18:00、(11月~3月)9:00~17:00

【料金】無料

勝竜寺城公園ホームページ